結婚まで物語[第1話:結婚まであと4年]-『ぷらむずぶっく』

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★独り言★

独り言はありませーん。

結婚まであと4年

"結婚まであと4年"で始まるということは、つまり二人は出逢ってから4年で結婚したということなのですが、ここではその出逢いのお話です。

僕はその頃、英会話学校なぞに通っておりました。特に不純な動機もなく、ただ単に勉強のためです。ちらっとだけ「友達ができたらいいな」くらいは考えていたのですが、結局できないまま1年半が過ぎていました。

そんな時、英会話学校主催のスキーツアーがあり、僕はそれに参加することにしました。

結局、そこでたくさんの友達ができ、構気の合う連中もいたので、僕たちはツアーが終わってからも集まっては飲んだり騒いだりするような間柄になったのです。

その仲間たちとのイヴェントの一つが彼女と知り合うきっかけでした。

そのときは、午後に集まってテニス。夜は居酒屋。持ち込みOKのカラオケBOXに酒や食べ物を持ち込んで徹夜カラオケ大会!・・・という内容でした。若かったなぁ(^^)ゞ。

その時に女友達が「高校時代の友達」、といって連れてきた、英会話教室には何の関係もない、初対面の女の子に僕は惹かれてしまったのでした。

物語は後になるに連れて劇的に展開していくのですが、最初は劇的でも何でもない、どこにでもある普通の出会いでした。友達の友達ってことですから。

そのイヴェントから1ヶ月後、僕はその女の子をデートに誘うために勇気をふりしぼって電話を掛けました。実はその1ヶ月の間に、彼女を連れてきた女友達に電話をして、その子に彼氏がいないか、僕の印象はどうだったかなどの予備調査をしていい感触を得ていたので、まずOKだろうとは思っていたのですが――。

予想通り、見事に彼女は引っかかり(←おいおい)、僕は最初のデートの約束をとりつけたのでした。

今思えば、カラオケBOXでは酔っ払っているのをいいことに、初対面なのに膝枕をしてもらい、付き合い始めた頃は会うたびに居酒屋へ行って、2軒目にBARへ行っては酔っ払い、会うたびにベロベロになっていたってのに、よくもまあ、嫌われなかったことです。

とにかくそれでも僕が良かったらしく(←おいおい)、お付き合いはまずは順調に始まるのでした。

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